日本人平均貯蓄額
日本人の平均貯蓄額は、世帯構成や年齢によって大きく異なります。総務省統計局の「家計調査報告(貯蓄・負債編)」によると、2023年の二人以上の世帯における1世帯当たりの平均貯蓄現在高は1,904万円でした。
しかし、平均値は一部の高額貯蓄者によって引き上げられる傾向があるため、中央値も参考にすることが重要です。金融広報中央委員会の「家計の金融行動に関する世論調査」(令和3年)によれば、二人以上世帯の貯蓄額の中央値は450万円となっています。
また、年代別に見ると、例えば30代の二人以上世帯では平均貯蓄額が752万円、中央値が238万円となっています。
これらのデータから、平均貯蓄額と中央値の間に大きな差があることが分かります。自身の貯蓄状況を評価する際は、これらの数値を参考にしつつ、個々の生活状況や将来の計画に応じた貯蓄目標を設定することが重要です。
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